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2018/07/03

至福のひととき


2日前、本因坊文裕(井山七冠)が山下九段の挑戦を退け

本因坊七連覇を達成した。




京都の寂光寺には7年前、山下本因坊と井山挑戦者が

対局した部屋『本因坊の間』
がある。

盤面も当時のままに再現されている。




ここの2代目住職は、あの信長・秀吉・家康3人の

囲碁の師匠であった日海(にちかい)、
初代本因坊算砂だ。



「名人」という言葉は、信長が算砂に対して

「そちはまことの名人なり」と言ったのが起こりだと言われている。



現在、33代目住職の大川さんが、この囲碁の聖地を

守っておられる。
この5月に訪れた際は、34代目の副住職が

小1時間丁寧にお寺の歴史を説明してくださった。



囲碁を仕事にする者にとって至福のひとときだった。




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