石音インストラクターブログ

2015/09/08

囲碁, 松村和明インストラクター

私が遭遇した事件

6月から金曜日14時~の枠で石音インストラクターとして
レッスンをさせていただいている松村です。

私とあまりなじみのない方も多いと思われますので
自己紹介を混ぜつつ書かせていただきたいと思います。

私が初めて囲碁を知ったのは小学生の頃でした。
祖父の家に碁盤碁石があったことや、当時「ヒカルの碁」という漫画が
大ヒットしていたこともあり興味を持ちすぐにルールを覚えました。
そんな私を見た両親は地元の囲碁教室に通わせました。

しかし、私は困ったことに勉強が大嫌いでした。毎週出される詰碁の宿題など
一度もやっていったことがなかったと記憶しています。
囲碁教室も囲碁もすぐにやめてしまいました。

そんな私ですが、今は囲碁インストラクターを仕事にしています。
どうしてそうなったか...。「事件」が起こりました。

大学時代、ひょんなことから囲碁部に入部し、囲碁を打つようになった私は
学生の団体戦に出るため小学生の頃には考えられなかったほど囲碁に取り組み
始めました。色々なことをバネにし、気づいたら棋力を伸ばすことに
夢中になっていました。

そして3年生になり本格的に就職活動を考えた時、私には就きたい職が
ありませんでした。ずっと囲碁していたい...。
それで頭がいっぱいだったかもしれません。

そんな時、訪れた転機であり事件が行きつけの地元の碁会所で期間限定の
入門教室をやってみないかというお話でした。

実際に教室をやらせていただくと想像をはるかに超える楽しさと喜びが
ありました。興味津々な生徒さん、初めて使う大盤、初めての指導する側での
指導碁、もう語りつくせないほどでした。その大きさはあまりに衝撃的で
私の人生観を変えることとなりました。

この事件はそのまま今の私に直結しています。
私にとっての天職は囲碁インストラクターであり、多くの方のご協力があって
今石音や様々な場所でレッスンをさせていただいています。

棋力向上だけでなく、囲碁インストラクターとしてのスキルももっと向上
できるのではないかとレッスンに毎回工夫をこらすのも楽しくありますし、
充実した日々を送らせていただいています。

これからも今まで以上にたくさんの人に、
今まで以上の「囲碁インストラクター松村」としてレッスンを
させていただきたいと思っています。

 

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