石音インストラクターブログ

2015/01/19

その他, 笹子理紗インストラクター

私を支えてくれる場所

みなさま、こんにちは。水曜の夜の指導碁を担当している、笹子と申します。
稲本インストラクターを見習って、私も軽く自己紹介をさせていただきます。

私は23年前に祖母から囲碁を習いました。
その後、プロを志すも実力不足で高校3年で断念しました。

大学時代は初めて囲碁以外のことに熱中して、囲碁から遠のきました。
もうプライベートでは碁石を持たない・・・と思うほどでした。
あんまり長い片思いで疲れたみたいです(笑)
ただ離れたことで、大局観が身に付き少し強くなった気がします。

そして入門指導をする機会をいただきました。
そのうちに改めて、囲碁が大好きなんだということに気が付きました。
もう両想いにはなれなくてもいいから、これからは全力で好きでいます(笑)

私が感じてる囲碁の魅力を、
みなさまに少しでもお伝えできたらいいなと思っております!!


さて、本題の「お気に入りの場所」ですね。

私はいろいろ迷ったり、何か不安になったり・・・
むしろ何もなくても行きたくなる場所があります。

それは、多摩川沿いです。

保育園児の時のお散歩から始まり、家族や友人とのバーベキュー。
恋の始まりや、終わり。
やりたい仕事が出来なかったとき。
子どもとのピクニックなどなど・・・。

数えきれないほどの思い出があります。

その中で一番 のエピソードをお話しさせてください。

ちょうど10年前の3月に、「夜のピクニック」をしました。
親友と多摩川沿いを夜に延々と歩くだけ。
ただただ歩いて、ぽつりぽつりと話す。
真っ暗な澄んだ空気の中で、誰もいない多摩川を二人占め。

ただ調子に乗りすぎて30キロくらい歩いて、盛大に筋肉痛になったことは内緒です。


何かに迷ったり、見失ったときは、ただひたすら走って(もしくは歩いて)頭をからっぽにする。
そしていいことを思い出すと、また頑張れます。

「夜のピクニック」という恩田陸さんの小説でも、登場する高校生たちは最初色々なことを悩んでいます。
でも一歩踏み出してピクニックが始まってしまうと、だんだんと頭がからっぽになっていきます。
そのうちに色々なことを思い出して、新たな自分になっていきます。

私にとってのその場所は、多摩川沿いなのです。
みなさまも、身近にある気持ちいいところをお散歩してみてください!

笹子理紗

 

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