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席亭ブログ

囲碁 教え方

教え上手になろう!(10)

前回お話した、「相手の土俵で教えよう!」
今回は、囲碁初めての人向けに雑談するシーンを想定しましょう。

相手の土俵で入門者と囲碁雑談する

これ、簡単そうで、そんなに簡単なことではありません。
ポイントはやはり「相手の土俵」。
そうです。囲碁愛だけで攻めてはだめなのです。
なぜなら相手はまだ囲碁を知らない
というか、おそるおそるノックしてる状態だからです。

 注)囲碁愛は必要です。この人がこんなに情熱を傾ける囲碁って何だろう、
   と興味を持ってもらえる面もあります。但し、囲碁愛だけで突っ走ると失敗します。

ではここで皆さんの「囲碁雑談力」チェックです。
これから教える相手の情報が入りました。どう「囲碁展開」しますか?

A子さん(35)  岩手出身で趣味は華道です。秘書をやってます。
B君(25)    スポーツ大好きで昔アメフトに燃えてました。出張で世界廻ってます。
C子さん(29)  紙のデザイナーです。趣味でゴスペルグループに所属してます。

席亭はこの入門者向け雑談を、「なんでも囲碁返し」とよんでます。^^
上達するには、囲碁に関する小ネタを100準備するところから始めましょう。
慣れてきたら自分なりにカスタマイズしたり、ユーモアをまじえたり。

もちろん正解はありません。席亭ならこんな展開にします、は次回お話します。