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席亭ブログ

囲碁 教え方

教え上手になろう!(7)

製品力ではなく、人間力で売ってしまう寅さんから、たくさん学べます。
ちょっと大げさに言ってしまうと、
教え上手を目指す皆さんは、囲碁愛ではなく、人間愛で教えましょう
となるのでしょうか。

「囲碁愛ではなく人間愛で」

つまり相手が何に興味があって何が欲しいのか、
よく観察しながらこちらのトーク行動を変える

ということですね。すでに本ブログで何度も言ってきましたが大事なのでまた書きます。
ここで皆さんの心の声が聞こえてきました。

「そうは言ってもルール教えなきゃ始まらないでしょ」
「相手が1人だったらいいけど、たくさんいたらどうするの」

直接の答えは今日は保留します。これからのブログでまとめるかもしれません。^^

さて寅さんは、売るときに必ず、製品と目の前に立つお客さんを結びつける
「ストーリー」を即興で創り上げています。
そうです。寅さんには、人への深い愛情があるので、すぐにストーリーが
湧き出てくるのです。製品愛だとストーリーがその人その人には創れません。

教え上手を目指す皆さんがこれを真似ない手はありませんね。

「お爺さんが囲碁が好きで、今度会ったら驚かせようと思って来ました」

こう自己紹介で話してもらった人に対してその日のキーワードは「お爺さん」です。
教えながらも、このワードを何度も使いながら、「その人にとっての囲碁ストーリー」
一緒に創ってあげます。

相手の心を動かす「教え上手」になるには、囲碁力、囲碁愛に頼らず・・・

寅さんに感謝しつつ、皆さんも一緒に人間力を磨きませんか。

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