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席亭ブログ

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旅のスパイス

どこか旅に出ようとなったとき、優先順位の一番には来ないが
これがあるとグンと味がひきたつようなもの。

これを“旅のスパイス”と呼ぶとしたら僕には2つある。

1つは国宝。もう1つは寅さん。

「国宝」は数年前から僕の中でゆるやかに興味が上昇中だ。
旅先でお堂や仏像、書画などに偶然会えたら、それはもう特注料理
の比ではなく得した気分になる。

最近だと福井の永平寺で観た『道元の坐禅を勧める書』がそうだった。

そして「寅さん」とはそのロケ地のこと。
何度も同じシーンを見ているとその場所への憧れは強くなる。
京都に行ったとき、丹後の伊根まで2度も足をのばしたのを思い出す。

この2つのスパイスを同時にふりかけられそうな場所を最近みつけた。

まだ行ったことのない琵琶湖周辺を近いうちに歩いてみようと思う。