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席亭ブログ

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踏切の常識

踏切で遮断器が降り始めたので渡るのを諦めた。

間もなく右から電車が来て、通りすぎてから遮断器が開く。
となるのが僕の中での常識だった。
ところが…

今日は遮断器が降りて右から電車が来て、
それが通り過ぎる前にまた遮断器が開いた。

「あらっ」と意表をつかれた。

危ない!という話ではなかった。
やってきた電車はそのまま右のホームに停車して
そのあと遮断器が開いたのだ。

ではなぜ最初に遮断器が降りたのか…。

その電車は特別だった。
停車中の車両は先頭車から煙がたちのぼっていた。
いったん遮断器を下ろさないと、電車が止まる前に電車の前に
回り込む人がいて危険なのかもしれない。

僕は今日、秩父鉄道の長瀞駅で人生ではじめてSLに遭遇した。
しかし、踏切の常識を超えた遮断器の動きに心を奪われた。

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