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席亭ブログ

囲碁 全般

高校OB大会

石音をはじめて12年がたち、僕が始めたリアル大会で
今も続けているのは1つだけになった。

 

昨日は9回目の「全国高校囲碁OB/OG選手権」だった。

 

毎年開催していたが、震災でスキップして以降は開催が
1年おきになった。

 

高校のクラブ活動の同窓会を、卒業後、数十年たっても
続けているところはあるだろう。

 

だが、OB同士の対抗戦を、8校も集まって開催し続けて
いるのは珍しいかもしれない。

 

ひとくちに高校OBといっても、集まるメンバーは
大学生から70代まで幅広い。そして集まるメンバーは、
アマチュア囲碁界のトップレベルの打ち手ばかりだ。

 

懐かしい同窓会に、懐かしい真剣勝負が加わった
独特の味わいがある。

 

僕は全体の幹事を1人でやりながら、母校の幹事、監督、
そして昨日は選手にもなった。

 

「代打俺」といえば、出来る監督風でカッコはいいが、
何せ実力がともなわない。個人では連敗した。

 

しかし毎回思う。

 

事前の調整や、母校のメンバー集め、当日の運営、
それらがすべて終わったあとの感触がいい。

 

大会がおわり宴のあと、皆が帰り際、名残惜しそうに
名札をはずして会場をあとにする。

 

それをまた見たくて、再来年、五輪の年にも
僕はまたこの大会を開催することになるだろう。