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席亭ブログ

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いい加減な人

知らないことを知っていたかのように話す。
なるほどねーとしっかり相槌を打つ。

 

たまに話が掘り下げられると、知らなかったことが、
聞いていなかったことが、露呈する。

 

周囲の人にはとっくにばれている。
僕はかなり、いい加減だ。

 

自覚しているのに直す気がない。
それどころか誇りを持っている気配すらある。

 

高田純次の『世界ぶらぶら』や『じゅん散歩』を録画しては、
自分に足りない「いい加減」を確認する。

 

いい加減。

 

よく考えるとこれは不思議な日本語だ。
普通に読むのと、前にアクセントをつけるのとでは意味が逆になる。
ほかにあるだろうか。

 

僕が目指しているのは、単なるいい加減ではない。
「いい」加減な「いい加減」だ。

 

と真面目な顔して力説しても、
いまさら周囲には届かないかもしれない。

 

まぁいっか。