Blog

席亭ブログ

その他

もっとも電車に乗った男

関口知宏。
彼ほど電車に乗った人はいない。

2004年の日本最長片道切符12,000キロの旅を終えたあと、
翌年JR全線20,000キロの旅へ。

そのあとドイツ、イギリス、スペイン、ギリシア、
スペイン、トルコを一周。

そして中国一周最長片道36,000キロ、200日の大旅行。

あまりに疲れたのだろう。8年間の「休憩」のあと最近また
オランダ、ベルギー、チェコ、オーストリア、イタリア、
ハンガリー、クロアチア、スウェーデン、ボルトガルも一周している。

最初の日本一周の頃からずっと彼と一緒に旅をしてきた。
食卓でNHKの番組を見ながらでだ。

僕が例によって勝手に親近感を感じるのは、10年前の秋、
北京に彼が電車で到着した日に偶然僕も北京にいた、
というだけではない気がする。

いきあたりばったりで偶然の出会いが続く彼の旅が、
遠い昔の自分の旅を想いださせてくれるからだろう。

そして彼のゆるく、温かく、優しい眼差しが好きだからだろう。