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席亭ブログ
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大切な1時間
子供の頃はいつも、早く終わらないかなぁと
それは「耐える時間」だった。
大人になって、耐える時間から「過ごす時間」にかわった。
儀式として理屈ぬきで必要なものは歳とともに増える。
最近は過ごす時間から「想う時間」にかわってきた。
通夜と告別式2日間で合計1時間はたっぷりお経を聞く。
その言葉の意味は耳をすまして聞いてもわからない。
だが1時間は、集中してその人を想う時間としてちょうどいい。
同じように想う人といっしょに過ごすがゆえに、
これから想い続ける始まりとして大切な1時間となる。