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席亭ブログ

囲碁 教え方

良質なたとえ

今日は今年最初の『上達の約束』だった。

場所は渋谷から神田に移動した。
八重洲にあったいずみ囲碁ジャパンの新店舗だ。

新しい女性メンバーが1人増えて5人となりさらに賑やかになった。

僕はメンバーが受講後にも記憶に残る気づきを
1つだけ届けるように毎回心がけている。

それには「良質な例え」が有効だ。

今日は、囲碁の陣地の価値が、着手が進むにつれて
刻一刻変化することを、坪単価(土地の値段)で表現してみたら、
思いのほか盛りあがった。

囲碁は交互に打って陣地の大きさを競うゲームだから、
相手よりも早く価値の大きな場所に打つことが鍵だ。

それをそのまま、価値の大きな場所から順番に打ちましょう、
ではだめだ。

メンバーは皆、教わる経験が豊富だから、
どこかで聞いたことがある話には、うなずくことはあっても耳はたたない。
記憶に粘ることもない。

良質な例えで表現すること。
教えるときにいつも念頭におきたい。

*上達の約束
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