Blog

席亭ブログ

2017年10月の席亭ブログ

  • その他

    種まき

    今日パクチーとハーブの種をまいた。

    芽が出やすいように、軽くつぶした種を一晩水に浸しておいた。
    これから秋冬は虫がつきにくく、成長がゆっくりなので長く楽しめる。
    土も夏にトマトを植えていたものを再生させた。

    そしていま2つの新しい事業の準備をしている。

    1つは『上達の約束』。

    本気で上達したい人に、本気で約束する囲碁教室。
    そして「上達の法則」を異業種の人にも伝えるセミナー。
    1990年生まれ、20歳下の人と組んでいる。

    もう1つは『名脇役』。

    現役を退いて数年経過した「肩は少し冷えたけど心はまだ冷えてない」
    団塊の世代の知見・経験を中小企業に活かす事業。
    1950年生まれ、20歳上の人と組んでいる。

    この2つも、今までの経験から種を取り出し、
    芽が出やすいように数年水に浸しておいたことに気づいた。

    社会でしっかり芽を出し、根を張って大きく育てたい。

    鉢植えとも向き合いながら、どんどん楽しくなっていく秋冬になりそうだ。

  • その他

    横ジャンプ

    今日は家のそばでいつも足が向かないエリアを散歩。
    こういう時に思わぬ発見があるものだ。

    ・SmB CAFÉ  https://bankoku-coffee.jimdo.com/直営カフェ/

    中野坂上在住23年目で初めてはいった創業58年の老舗カフェ。
    これから通うことになるだろう。

    ・プライスパケット http://pricepackets.com/

    小さな雑貨屋さん。ずっとネットショップだったが、月に1度、
    こちらをショールームとして開けているそうで、今日は偶然その日だった。

    僕一人で歩いていても中に入ることはなかった。
    妻が看板にふと足をとめて一緒に一歩足を踏み入れると、
    そこはセンスのいい雑貨が所狭しと並んでいた。

    人の良さそうな店主ご夫婦と話しこんで楽しいひと時を過ごしたあと、
    トマトの肥料や紅茶、水出しアイスコーヒー用のボトルなど数点を買い込んだ。
    こちらも常連になる予感。

    自分の興味の内側でぐるぐるまわっている日常から、
    ふとしたきっかけで一歩横に歩いてみるとこんな発見がある。

    「横ジャンプ」が輝いた日になった。

  • その他

    セミナー『上達の約束』

    囲碁ファンの共通の想いは「上達したい」だ。

    なかなか実現できない人を多くみてきた。

    誰かに教わることもなく、独学でコツコツやっているならともかく、
    教室に通い、インストラクターの指導を受け続けても、なかなか
    上達しない人がいる。

    それはなぜか。

    ・生徒が先生に頼りすぎる
    ・先生が生徒に教えすぎる

    この2つがあると思う。
    ではどうすればいいのか。

    座談会形式で、先生も生徒も一緒に考えてみたいと思う。

    セミナー『上達の約束』 10月25日開催
    今後毎月1回、継続します。

    https://peraichi.com/landing_pages/view/jotatsu-promise

  • 囲碁 全般

    指導碁の葛藤

    この9年間。いままで何局教えただろう。

    87歳にして、もう少し、もう少し強くなりたい
    という気持ちを常に持ち続けている。

    今日、久しぶりに負けた。

    いつも勝ちたい勝ちたいと言ってるその方の局後の声のトーンは、
    意外と落ち着いたものだった。
    高揚する気持ちを押さえているのはわかった。

    僕は指導碁といえども、相手が高段者であれば
    全力で勝負にこだわることにしている。

    「今日は勝ったよ」

    ちょっと得意げに奥様に報告する様子をみて、嬉しくなった。

    これほど喜んでもらえるなら時々…。

    ふだん心の奥にしまってある「葛藤」のボルテージが
    最高潮になるのはこんな時だ。

  • 囲碁 教え方

    囲碁の上達が難しい理由

    多くの人が「上達しない」と囲碁を辞めていくのを見てきた。

    教える側として何度も悔しい思いをした。
    自分の力の足りなさをだ。

    囲碁の技量は階段状にあがるのが特徴だ。
    筋トレのように練習量に比例するとは限らない。

    自分の技量のアップがいつ起こるかわからない。
    それは「開眼」に近く、そこが魅力でもある。

    開眼の裏には修行がある。だから難しい。
    先が見えない修行を、いかに楽しく乗り越えてもらうか。

    それに挑戦するのが、間もなく産声をあげる新囲碁教室
    『上達の約束』だ。