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席亭ブログ

2018年1月の席亭ブログ

  • 囲碁 全般, その他

    負けるが価値

    先日3度目からリピーターと呼ぼうという話をしたが、
    そもそも1度目がなければその先もない。

    その1度目の演出で大きな役割を果たすのは「名前」だ。

    有名な恵比寿の和食『賛否両論』はうまいネーミングと思う。

    響きの中に多少のマイナスイメージがあっても、
    堂々と宣言されるとマイナスがすっかり消えて記憶に粘る。

    『大絶賛』より『賛否両論』のほうが気になる。
    ということは、名前は負けるが勝ちなのか。

    うちの近所に最近『自意識過剰』という居酒屋が出来た。
    うるさいオヤジが焼き鳥焼いていそうで、一度会いにいきたい。

    じつは僕も、将来、自宅で小さな囲碁教室を開きたいと思っている。
    名前もひそかに決めている。

    囲碁教室『自画自賛』

    作戦はあたるだろうか。

    名前負けしないように
    とりあえずこのブログから練習をはじめておこう。

  • 囲碁 教え方

    上達の兆し

    囲碁教室『上達の約束』を始めて間もなく3ヶ月がたつ。
    毎回生徒4-5人、講師2名の少人数制だ。

    最近、今年の世界アマ日本代表の村上深さんが
    新たに講師に加わり、教える布陣も整ってきた。

    4回・8回・12回と3コース用意しているが、
    皆さん継続してくれているのが、僕らの自信と喜びにつながっている。

    そしてなんといっても教える側の「心のガソリン」は、
    上達の兆しが見えることだ。

    前打てなかったような手が打てるようになる。
    これもその一つだが、僕が上達の兆しを最も感じるポイントは、
    「質問の質」にある。

    どのタイミングで、どういう内容を聞いてくるか。
    毎回ワクワクしながら待っている。

    *上達の約束 
    https://peraichi.com/landing_pages/view/jotatsu-promise-igo

  • その他

    3度目を目指せ!

    リピーターという言葉は2度目でも使われるだろうが、
    本当は3度目以降が正しいのではないだろうか。

    と勝手に思っている。

    飲食店では、この3年間で1度だけ行った店が全体の半数ぐらい。
    残りの半数のうち、2度だけ行った店と3度以上行った店は
    前者のほうが少し多い感触だ。

    僕には「3度目の壁」は「2度目の壁」より高くそびえている。
    リピーターは3度目から、の理由である。

    一昨年からラジオや講演、新聞など、
    人前で話したり書いたりする機会をわずかながら頂いてきた。
    まだ仕事と呼べる柱にはほど遠いが、何度か「2度目」のお誘いもあった。

    しかし「3度目」はまだない。

    もう1ヶ月近く過ぎてしまったが、
    もし間に合うなら今年の目標にこっそりいれておこう。

    *FMヨコハマ(2016/1/18 12分)
    http://initial02.from.tv/download/20160118.mp3

  • その他

    耳が傾いた話

    面識が全くない人よりも、一度でも会ったことのある人の
    ほうが耳が傾くというのは事実だろう。

    最近話題になっているこんなニュースに目が留まった。

    「首都圏大雪時の間引き運転は逆効果」
    http://toyokeizai.net/articles/-/205736

    自然だからと諦めムードになりがちの現状に一石を投じている。
    利用者として拍手喝采したい。

    執筆の阿部さんはJRに長年勤務したあと
    珍しい「鉄道ベンチャー」を立ち上げた人だ。

    僕が運営サイドで参加して司会を務めた
    『生涯現役サミット2017』で知り合った。

    たまたま隣席となった懇親会で、僕が日頃感じるこんな疑問
    をぶつけたところ、思いのほか意気投合した。

    「なぜ月曜終電と金曜終電の混雑が倍は違うのに
    『平日ダイヤ』にこだわるのか」

    僕は利用者として疑問を持ち続けているだけで何もしていないが、
    今回の大雪の件もしかり、彼はプロとして問題提起を続けている。

    著書『満員電車がなくなる日』は
    小池都知事が推薦したことでも話題になった。

    彼の姿勢を見習いたい。

  • その他

    下からの上から目線

    本当に日本語が読めるのか、は一旦置いておこう。

    5日前(1/19)のブログ『大きくなったらわかる』を読んだらしい。
    こんな返事がサンディエゴから届いた。

    ―アンクル明、ブログ見たよ。
     ちょっとドラマチックな書き方ね☺
     私ね、本当はわかっているのよ。
     もう大きいからね!Hahaha~

    16歳の姪Hana(写真奥)からだ。

    まぁこちらも「十分」大きいので
    Hanaがわかってるのはわかっていたが、
    それも一旦置いておこう。

    ―ちょっとドラマチックな書き方ね。

    まるでクラスメートにむけた感想ではないか。
    顔文字つき。しかもその指摘が的を射てる。
    31歳年上のおじさんはふつう“ぎゃふん”だろう。

    そんな「下からの上から目線」、アンクル明は嫌いではない。
    理由を考えてみた。

    昨夏の写真をみるかぎり、本当は上下がないのかもしれない。


    hanakana