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席亭ブログ

2018年2月の席亭ブログ

  • 囲碁 全般

    攻める前に守る

    今日は神田で囲碁教室『上達の約束』。
    新メンバーが1人加わり6名だった。現在ネット2名含めて
    11名の方がここで「上達」を目指している。

    ところでゲームやスポーツなど勝負事には
    「攻める」と「守る」がある。

    攻めるときは楽しい。囲碁でもそうだ。
    しかし「上達」を目指す上で大事なのは攻めよりも守りだ。

    レベルがあがればあがるほど、差がつくのは攻撃力ではなく
    防御力というのは、広くあてはまる。
    ボクシングのタイトル戦やテニスの決勝を見てもそうだ。

    「食べる前に飲む」 ひと昔前によく聞いたCMと同じく
    「攻める前に守る」 これも教室で繰り返し発信していこう。

    プライベートでは自分自身に対しても。

    *上達の約束 
    https://peraichi.com/landing_pages/view/jotatsu-promise-igo

    DVF

  • 囲碁 全般

    手談の世界

    僕のサイトではお試し中の方とよくデモ対局をする。
    操作に慣れてもらうのと、棋力を判定するためだ。

    今朝は小学五年生の男の子と対局した。
    大分在住で周囲に教えてくれる人がいないという。
    お父さんからメールを頂いた。

    小学生で既に五段で登録しているだけある。
    軽い指導のつもりが、気づくと僕は座りなおしていた。
    予想以上に強い。そして着手が早い。

    しかし全部の着手が早いかというとそうではない。
    こちらが「宿題」を出したときだけピタりと止まる。
    まるで野山を駆け回る小熊が、ベテラン猟師のワナの手前でだけ
    立ち止まって慎重に歩くように。

    囲碁は別名「手談」という。
    文字通り「着手で談話する」ゲームだ。

    「あなたここ守らないとだめよー」
    「いや、まだ大丈夫でしょ。それよりあなたこそ、そこ心配ないの?」
    「私のはまったく問題ないです」

    こんなやりとりが無言のまま、盤上に置いた石だけで表現されていく。

    今日はデモ対局といいながら、
    久しぶりにこうした「手の談話」を楽しんだ。

    そしてその談話の結果はどうだったのか。

    囲碁サイトなので「続きはWEBで!」



    と言いたいところだが・・・。
    大熱戦のすえ、見事に僕が討ちとられた。

  • シニア

    講演前夜

    明日は中野区産業振興推進機構(ICTOCO)で講演をする。

    演題は『シニアを活かす目のつけどころ』。

    今まで同じタイトルで話をしたことはない。
    中小企業の経営者が30名ほど集まると聞いているが、
    これも初めてだ。

    こうした場がいただけるのはありがたい。

    時間は20分ほどと短いが、準備が簡単かというとそうではない。

    「何を言わないか」

    いま悩んでいる。

    講演前夜、いつもの風景だ。

    *中野区産業振興推進機構 http://ictco.jp/about.html