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席亭ブログ

  • その他

    絵の力

    今日は短時間ながら久しぶりに絵と向き合う時間があった。

     

    山梨の笛吹川温泉に義理の両親と一緒に来ている。
    途中山梨県立美術館に立ち寄った。

     

    ミレーの『種をまく人』

     

    少し薄暗い背景の中で、農夫が種をまいている。
    それだけの絵なのだが、なぜこれが彼の代表作なのか
    少し感じることができた。

     

    収穫という未来に向かう力強さがある。
    未来に向けて種をまいている。
    その絵の前に立っていると、自然と元気になる。

     

    絵の力を感じるひと時を楽しんだ。



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  • その他

    数字好き?

    ねもちゃんさぁ、数字好きだよね~。

     

    昨年京都で久しぶりにあった8歳年下の後輩から言われた。
    数字好きかどうかはわからないが、たしかに毎日数字と親しんでいる。

     

    ぱっといま何時何分かをあてる。
    レジで会計中に金額をあてる。

     

    毎回ゲーム感覚でひとり楽しんでいる。

     

    最近、いままで縁のなかった数字に気をうばわれている。
    ご存じ「坪単価」だ。

     

    建物価格を広さで割った数字で、
    住宅メーカーを横並びで比較する目安ながら、
    定義がバラバラなのが面白い。

     

    広さが屋根のあるところの総面積、つまり延床面積なのか、
    バルコニーなどを含んだ延床面積なのか。
    坪単価にキッチンやお風呂などの設備を含むのか。

     

    各社が自社に有利な部分だけを切り取ってアピールしてくる。
    こちらも真実を見抜く目を持たないと太刀打ちできない。

     

    さらに、同じ広さ、たとえば36㎡に同じ素材も使っていても、
    坪単価がちがう場合がある。その建物が6m×6mか、4m×9mかで
    壁の長さが2m違うからだ。

     

    こんなことをブログに書いているから「数字好き」と言われるのかもしれない。

     

    と、いま気がついた。

  • その他

    プリンの法則

    昨晩は中高の同級生5人が集まり、
    久しぶりに日付がかわっても飲み続ける夜となった。

     

    36年前にスタートした中高6年間は、
    7時間ちかく話続けても少しも退屈しない力をもっていた。

     

    今年48歳を迎える僕らにとって、一緒に過ごした濃い6年と
    別々の42年は、いま丁度良いバランスになっている。

     

    プリンに例えれば、6年がカラメルで42年が黄身の部分。
    まぜて食べるとほかでは味わえない絶妙な味になる。

     

    最近知り合った友人や、20年以上交流が続く会社の元同僚とは違う
    「プリンの法則」を感じる夜だった。

  • その他

    +100円の力

    100円追加することで一番贅沢を感じられるもの。
    皆さんにとっては何だろうか。

     

    僕は長い間「カップラーメン」だった。

     

    100円のカップヌードルから400円近いものまで
    色々あるが、100円違うとスープの深みが格段に
    違うことに驚く。レトルトだとばかには出来ない。

     

    だが健康を気にするようになって、ここ数年手にすることが
    めっきり少なくなった。

     

    代わりに登場したのが「生卵」だ。

     

    1個10円20円のものもあれば、100円を超えるものもある。
    味の濃さがまったく違う。

     

    高級卵を入手できたときは、週末の朝、卵がけご飯(TKG)で頂く。
    あつあつご飯の上で卵を割り、まぜずにそのまま岩塩を振る。
    数秒後、至福の瞬間が訪れる。

     

    今朝は予想以上に「+100円の力」を感じさせる卵だった。



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  • その他, シニア

    理路雑然

    明日は2週間前と同じ中野で講演だ。
    規模は小さく10名程度の座談会になるだろう。

     

    前回は「よどみなく話すぎる」といわれた。
    初めてもらった指摘だがそのとおりだ。

     

    聞く側の感情の起伏を生んでこそ記憶にねばり、
    言いたいことも届く。
    さらさら~と理路整然と話してはダメなのだ。

     

    気合が空回り気味だった前回の反省を活かし、緩急をつけて、
    「いい加減に」「理路雑然」としたトークを目指そう。

     

    いつものように。

     

    *セミナー『名脇役が生まれる日』
    http://ictco.jp/syousai.html?id=294