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席亭ブログ
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41.1度
恥ずかしながら反省として記しておく。
先週木曜夜、人生で最も高い体温を記録した。
電池が切れかかったテルモ体温計のかわりに
新調したオムロン体温計の最初の検温だった。
彼もいきなり驚いただろう。
僕の電池も切れかかっていた。
火曜夜から5日間、39度を超える高熱が続いた。
抗生剤を2度注射し、抗生物質を投与し続けて昨晩ようやく下がった。
ついこの前、今年は体調を崩していないからまずい、
なんてことをここに書いたのが利いたのだろうか。
とすると今後は筆も慎重にならざるをえない。
丁度2年前、同じ腎盂腎炎で同じお医者さんに
お世話になったので処置が早く助かった。
4日間、ほとんどまともに食べなかったので
新年に向けたデトックスは出来た。
ただこれは今年限りの対策としよう。
そして、これからは、元気で過ごせる1日1日をもっと大事に、
もっと大切に、自分と向き合おう。 -
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朗報きたる
今年は忘年会が一つもない。
そんななか、唯一の誘いが今日届いた。
5歳の女の子からだった。
「おねえちゃんと一緒にクリスマスパーティーにきてね」
おねえちゃんとはつれのこと。つれの姪から家ランチのお誘いだ。
何歳からでも誘いは嬉しい。
そういえば先月は米寿の方に飲みに誘われた。
来月はこの83歳差の間からの誘いもあると思う。
きっと。 -
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忘れられない年
社会人になって24年が過ぎようとしているが、
今年は前代未聞の事態となっている。
忘年会の予定がない…。
となりの勤め人からは、やはり友達いないのね~と
容赦ない言葉が飛んでくる。
そんなわけないだろ、と軽く受け流す顔の一部が
もしかするとひきつっているかもしれない。
そうか。
たまにはこんな「忘れられない年」があってもいいかもな。
どんな手を使ってでも、明るく、楽しく、新年を迎えよう。 -
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時すでにおすし
自営業の僕にはないが、勤め人のつれあいには賞与がある。
それにあわせて夏と冬、ランチタイムに築地の
『秀徳2号店』に突撃している。
僕らはいつも、腕と人柄に魅かれて名取さんを指名する。
毎回驚きがある。
「はいっ、ブリ大根ね~」
手もとにおかれたブリの鮨の上には大根おろしとカラシが少し。
いままで鮨の上に黄色いカラシが乗っているのを見たことがない。
しかし「ブリ大根」ならカラシはありだ。
「つぎはサワラいくよ~」
サワラを鮨はもちろん生で食べた記憶もない。
「身が柔らかいからほかでは握りにしないね。
うちのはなんてったって鮮度がいいからね」
年に2回のこの企画、『時すでにおすし』と名付けて楽しみしている。
今日で5回目だが、次は来春、企画外で両親を呼ぼうと思う。
*築地場外 秀徳2号店
http://www.shu-toku.com/shutoku2 -
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心は右斜め上に
この時期になると僕の心は時折「右斜め上」に向かう。
世界地図で右斜め上。それはアラスカだ。
今夜も世界最長の犬ぞりレース『ユーコンクエスト』を
テレビにかじりついて見た。
今頃どんなオーロラが出ているだろうか。
いま何度ぐらいだろうか。
番組を見ながら、映像を勝手に自分の脳内で変換し始める。
こうした想いを持てる場所があるのは
人生において幸せなことだ。
大学三年の2月、初めてアラスカの玄関口アンカレッジを訪れた。
当初1週間ぐらいの予定だったが、アラスカは
そんな簡単に僕を離してはくれなかった。
結局22日間、滞在した。
陸路のない北米最北端の村、バローにまで足を伸ばした。
マイナス35℃の中、凍った北極海の上で寝そべり、
エスキモーに写真を撮ってもらった。
あれから四半世紀が経とうとしているが、想いが衰える気配はない。
四度目のアラスカもそう遠くはないだろう。