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席亭ブログ

  • その他

    名文よりも明文

    2年前、初めて本を書くにあたって
    「読ませる文章はどう書くか」の答えを日々探していた。

    そんな折、シンプルで素晴らしい言葉に出会った。

    「名文よりも明文」

    続いてこうあった。

    「難しいことを易しく
     易しいことを面白く
     面白いことを深く書く」

    まさに明文。
    これをずっと大事にしたい。

  • 体は食べたもので出来ている。
    心は聞いた言葉で出来ている。
    未来は話した言葉で出来ている。

    最近知ったこのフレーズがお気に入りだ。

    特に3番目。
    いつも同じことばかり話をしていては同じ未来が待っているだけだ。

    新しい話が出来る相手をたくさん持とう。
    どんどん話をして明るい未来を創ろう。

  • 箱根の露天風呂で曇り空を見上げながらふと思う。

    温泉はやはり「源泉かけながし」だ。
    循環とはお湯の鮮度が違う。
    お湯が出る口から「どぼっ…どぼどぼ…」
    と不定期で噴き出しているのが最高だ。

    ユーモアはやはり「軽さが身上」だ。
    繰り返し(親父ギャグ)を嫌う。
    いつ湧き出るかわからない「巧まざるユーモア」が最高だ。

    愛すべきユーモアと温泉。

    もっと新しいアイデアを。
    もっと新しいお湯を

    MOREなのだ。

  • その他

    モネのマネ?

    先日のセミナーのテーマは「真似をしない」だった。
    僕は数日間、「真似」という井戸を掘り続けた。意外と深かった。

    そんな折、朝刊を読んでいたら、来春六本木の国立新美術館で開催される
    印象派展の広告が目にとまった。真ん中に大きな絵がある。

    そうか、モネか。
    夏の庭を描いた明るい色彩を見て、たいして詳しくもないのに
    知ったかぶりする癖が頭をもたげた。

    しかし画家の名前を見るとエドゥアール・マネとあった。
    あらっモネじゃなくてマネなのか…。

    こういう偶然を僕は見逃さない。

    さっそくどんな画家か少し調べてみて驚いた。

    1866年、モネの作品がマネのものと間違えられたのがきっかけで
    2人は交流を深める、とあった。マネはモネを真似たのではなく、
    自らが示唆を与えた印象主義からあとで逆に影響を受けたそうだ。

    どちらがどう真似たかはわからない。

    確かなことは、僕の頭の中が「真似」でいっぱいだった時、
    こんな広告に出会ったということだ。

  • その他

    目のつけどころの鍛え方

    毎月1回で5ヶ月連続。大手町の3×3LABOで開催したセミナーが本日終了した。

    タイトルは『目のつけどころの鍛え方』

    第1回 5/29  総論
    第2回 6/26 世代を超えた交流から学んだこと
      対談:東瀧邦次氏(日本生涯現役推進協議会代表)
    第3回 7/24 「ビジネスを続ける」から学んだこと
        対談:西川喜久氏((株)西川精機製作所社長)
    第4回 8/29 人とつながる。人をつなげる。
          対談:若松悠夏氏((株)story取締役)
    第5回 9/26 「真似をしない」を科学する
          対談:梶谷誠氏(電気通信大学学長顧問)

    『目のつけどころ』
    この捉えどころのないものをどう料理するか。
    悩む日々が続いたが、5回終了したいま、
    この1つ1つが自分の糧になっていることを感じている。

    各回のサブテーマを自分の経験から素直に話せる題材をつかったのはよかった。

    2回目からは後半に対談をもってきて、文字通り老若男女、
    ジャンルも違う人とじっくり対談ができた。僕自身の学びが大きいものだった。

    目のつけどころの鍛え方。
    AIが人の仕事を奪う、という見方が大勢の今後、
    大事な視点だと思う。じっくり着実に育てていきたい。

    チラシビジュアル案