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石音インストラクターブログ

2015/01/31

その他, 関兵馬インストラクター

心の在り処

第1・3土曜日の夜の部担当の 関 兵馬 と申します。
囲碁を教えて17年、囲碁の普及と指導法について
考えなかった日は一日もありません。そんな囲碁バカです。
今までの思いの丈を「碁を愛する人に捧げる本」と題し
桜の咲く頃までには執筆したいと思っています。
読めば碁が恋しくなる ほっこり した内容になる予定です。


さて、今回のテーマは「お気に入りの場所」ということですが
実は私、どこの場所にいてもあまり変化を感じないようでして・・・。
特定の場所 は持ち合わせていないことに気づきました。
逆に言えば、どこでもお気に入りになっちゃうようです。

そこで、場所ではないのですが、居心地の良い「心の在り処」
というお話をしたいと思います。
 
誰しも調子の良い時と悪いの時の「心の在り処」の違いを
感じたことはありますよね。私も毎日違いを感じて過ごしています。

調子の良い日は朝から余裕たっぷりです。
そんな日は何が起きても笑っていられるし、1日が燦々としています。

こんな日が毎日続けば素晴らしいのですが、そうはいきません。

調子の悪い日は朝から焦りっぱなしです。
そんな日は些細な事でもイライ ラしてしまい、1日が憂鬱になります。

調子の良い日は何も心配ないのですが、問題は悪い日です。
調子の悪い日はどこか焦っていて、心が揺れているような感覚がします。
できれば少しでも、心を居心地の良い場所に戻してあげたいものです。

そんな時、私が実践してるある方法を紹介します。

それは・・・「ゆっくり急げ」 というものです。

矛盾して聞こえるかもしれませんが、心はゆっくりを意識して
行動は普段通りかやや遅くすることを心掛けます。
行動をやや遅くすると、朝の時間が間に合わなくなると思うかもしれませんが
意外と変わらないことがやってみると分かります。

ポイントは、心にゆとりを持たせるために次の行動だけに集中して
他の事は考えないようにすることです。
とは言っても、色々な事が思い浮かんで来て心を揺さぶろうとします。
そこで、次の行動を普段のスピードでするか、やや遅くするかを考えることで
余計な事を考えるスペースを消すのです。

この方法はとても有効ですので、皆さんも是非試してみてください。

素晴らしい1日のスタートをお約束します。

2015/01/24

その他, 関翔一インストラクター

地震がきたときが心配

みなさんこんにちは、こんばんは、おはようございます。
火曜日の昼、夜の指導碁を担当しています、関翔一です。

初のコラムということで、やはり自己紹介から!

囲碁とは小6以来の付き合いで、もう13年になります。
きっかけは「ヒカルの碁」。
気づいたときには「院生」になれる年齢を過ぎていたのですが、せっかくなので本気でプロを目指そうと思い、つまらなく思っていた高校を中退。
外来でプロ試験を受けました。
「ヒカルの碁」でいうと、ヒゲの椿さんのポジションですね(笑)
しかし試験では、勝てずじまい。
プロになるのは友人や若い子たちに任せ、高卒認定をとって大学受験にシフトしました。

久々の英語に苦しみつつも法政大学になんとか合格。
選んだ学科は、あえて、何の予備知識もない「哲学科」でした。
お酒との運命的な出会いを果たしたこともあり、囲碁はちょっとお休みしまして、
アルコールと哲学と散歩に四年間を費やしました。

初めて飲んだ時から、ビールが特に好きで好きで、本当に好きです。
最近では海外や、日本各地の地ビールの味も知ってしまい、抜け出せなくなりました。
20年後の体型がとても心配です(笑
飲み会に行かなかったら出会えなかった人々と出会えたのも、とても嬉しいことでしたから、
お酒はやはり一生の友達、いや悪友といえそうです。

卒業後は、縁(お酒による)あって入門教室のインストラクターを始めることができ、
また囲碁の世界に戻ってきました。
選手をしているだけでは気付けなかった魅力を発見でき、今が人生で一番、
囲碁が楽しい時期です。
みなさんと一緒に、囲碁をもっと面白くしていけたらいいと思っています。

棋風は中央重視、だいたい腕力だけでなんとかしています。
黒でも白でも初手は絶対に5の5。
5の5で天下をとるのが目標の24歳です。
よろしくお願いします(^O^)


今回のテーマは「お気に入りの場所」ですね。
散歩が好きなので、いろいろな場所に行きましたが・・・。

一番を挙げるとすれば「自分の部屋」。
世界で一番素敵な場所だと思います。

どんな部屋かといいますと、かなりの量の
「積ん読」
をしてあります(笑
本を買っても結局読まないで、とりあえず「積んどく」。というアレですね。

いやあ、この本の山を全部読もうと思ったら、何年かかるのでしょう。
哲学の難しい本多いし・・・(>_<)
しかも私、たくさんの本を読む人ではなく、興味が向いたときにマイペースに読む性格なので、なおさら消化できません。
でも、それがいいのです。


私は哲学的なテーマについて考えるのが好きです。
大学の哲学科に入って、教授と話したり、本を読んだりしながら、

目の前にあるものは本当に存在しているのか?
存在とはなんなのか?
世界は無限に続いているのか?
私が死んだら私はどうなるのか?

などなど、考え始めました。
たとえ分からなくても、考えていきたいような、そんな気がしたのです。
分からないなりに考えて、何か分かったような気がするのですが、
でも結局また分からなくなって。
でも、やっぱり考えたくなってしまいます。
そうして、今、結局何も分かりません。

しかし、そうこうしているうちに、私の考え方や、目の前のものの見方を、
一気にひっくり返してしまうような本に出会えることがあります。
そのような体験が私はとても好きなのです。

一冊だけ挙げるとすれば、18世紀ドイツの哲学者、カントの『純粋理性批判』。
(内容は、長くなるのでここでは省略・・・。ぜひお読みください。)
目の前のものを、私がどうやって、どのようなプロセスで認識しているのか、
すとんと腑に落ちる形で呈示された気がしました。
それも、正しいかどうか、私にはわからないのですけどね。
この本は、3か月かけてじっくり一文ずつ読み、それでも(それゆえ?)
まだ最後まで読み切れていません。
ですが読み進めていくうちに、どんどん自分の世界が変わっていくような感じがしました。

実は、こうした私の読書体験の多くが、「積ん読」によるものでした。
『純粋理性批判』にしても、読みたくて仕方がないから買ったわけではなく、
大学一年の時に、神保町の古本屋で100円くらいで買ったものを、
大学三年の時になんとなく、読み始めたのです。
買った当時は、「こんなつまらなそうなもの、読む気がしない」なんて思いつつ、
それでも一応買っておきました。安かったので(笑
ですから、全く予想もしていなかった方角から、石が飛んできたような感じなのです。

私の部屋には、他にもたくさん、そういった古本を大量に備蓄してあります。
特に読む予定のない、中央公論社「世界の名著」シリーズの紫の表紙が
ずらりと並んでいる様は壮観です。
神保町やブックオフに足繁く通い、自分で買い集めておきながら、
何冊読破できるのか全く予想できません。
しかし、この本たちの中からまた、私の頭の中身を壊したり、
つくり変えたりしてくれるようなものが、きっと現れることでしょう。
そしてそれは、今の私には思いもよらないような、意外な本なのかもしれません。
私の部屋は宝の山だと思います。


そんなことを考えながら、毎日この部屋で眠りにつくのです。
それでは、おやすみなさい。

2015/01/19

その他, 笹子理紗インストラクター

私を支えてくれる場所

みなさま、こんにちは。水曜の夜の指導碁を担当している、笹子と申します。
稲本インストラクターを見習って、私も軽く自己紹介をさせていただきます。

私は23年前に祖母から囲碁を習いました。
その後、プロを志すも実力不足で高校3年で断念しました。

大学時代は初めて囲碁以外のことに熱中して、囲碁から遠のきました。
もうプライベートでは碁石を持たない・・・と思うほどでした。
あんまり長い片思いで疲れたみたいです(笑)
ただ離れたことで、大局観が身に付き少し強くなった気がします。

そして入門指導をする機会をいただきました。
そのうちに改めて、囲碁が大好きなんだということに気が付きました。
もう両想いにはなれなくてもいいから、これからは全力で好きでいます(笑)

私が感じてる囲碁の魅力を、
みなさまに少しでもお伝えできたらいいなと思っております!!


さて、本題の「お気に入りの場所」ですね。

私はいろいろ迷ったり、何か不安になったり・・・
むしろ何もなくても行きたくなる場所があります。

それは、多摩川沿いです。

保育園児の時のお散歩から始まり、家族や友人とのバーベキュー。
恋の始まりや、終わり。
やりたい仕事が出来なかったとき。
子どもとのピクニックなどなど・・・。

数えきれないほどの思い出があります。

その中で一番 のエピソードをお話しさせてください。

ちょうど10年前の3月に、「夜のピクニック」をしました。
親友と多摩川沿いを夜に延々と歩くだけ。
ただただ歩いて、ぽつりぽつりと話す。
真っ暗な澄んだ空気の中で、誰もいない多摩川を二人占め。

ただ調子に乗りすぎて30キロくらい歩いて、盛大に筋肉痛になったことは内緒です。


何かに迷ったり、見失ったときは、ただひたすら走って(もしくは歩いて)頭をからっぽにする。
そしていいことを思い出すと、また頑張れます。

「夜のピクニック」という恩田陸さんの小説でも、登場する高校生たちは最初色々なことを悩んでいます。
でも一歩踏み出してピクニックが始まってしまうと、だんだんと頭がからっぽになっていきます。
そのうちに色々なことを思い出して、新たな自分になっていきます。

私にとってのその場所は、多摩川沿いなのです。
みなさまも、身近にある気持ちいいところをお散歩してみてください!

笹子理紗

2015/01/11

その他, 稲本章吾インストラクター

朝と囲碁


こんにちは。石音インストラクターの稲本と申します。

今日から始まったインストラクタコラムの記念すべき最初の投稿

私で良いのかわかりませんが、頑張って書いていきますのでよろしくお願いします!



このコラムで私のことを初めて知る方もいらっしゃると思うので

軽く自己紹介をさせて頂きます。



私は13年前、小学生の頃に「ヒカルの碁」で囲碁を知り、

インターネットで囲碁を覚えました。

そして気づいたら中学生のときには院生になっていました。

1年間でプロを目指すのは諦め、その後は囲碁から遠のいていましたが、

大学卒業間近の頃、囲碁の魅力やその大きな可能性に気づき、

囲碁を仕事にしていこうと決心しました。

その過程で石音の席亭である根本さんと知り合いになり、

現在は第2・4土曜日の夜に石音でレッスンを担当させて頂いております。

皆さまからのレッスンのお申し込みをお待ちしております。

今後とも、よろしくお願い致します!





さて今回コラムテーマは「お気に入り場所」でしたね。

うーん、どこだろう?と、考え、

「囲碁」「お気に入り場所というワードでパッと思いついたは、

StartupIGO!!という囲碁チームで毎週行っている「朝囲碁」でした。



朝囲碁は

「囲碁は碁会所や囲碁サロンだけではなく、実はどこでもできる。

という考えから出発し、

「朝という脳がスッキリした時間帯に、お洒落なカフェで囲碁を楽しもう♪」

というコンセプトもと、StartupIGO!!が開催している朝活です。



実際、参加者感想中で一番多いが、

「お洒落なカフェで囲碁を教えてくれる場所があって嬉しいです。

碁会所や囲碁サロンは何だか入りにくくて・・・。」

という未経験者・初心者声です。



は有段者ですが、でも入りにくいような碁会所は

まだまだたくさんあります(汗)

始めたばかり初心者だったらなおさらですよね。

そんな人たちために朝囲碁を行っています。



知り合い囲碁初心者方で、

「5?6店舗ぐらい碁会所に入店拒否をされて、

それでも諦めずに探したところ、やっと楽しめる碁会所を見つけた。」

という方がいらっしゃいました。

すごいですよね!こ行動力には脱帽でした。



ですが全員がここまでエネルギーを使って動けるとは限りません。

だから、朝囲碁をやっています。

早い日は7時から開始しているで、そ日は結構大変です(笑)

ですが参加者が喜ぶ姿を見たいで寒くてもすぐに

パッと起きれるようになりました!



朝囲碁は厳密には「場所」ではないですが、

「囲碁が楽しめる空間」として選ばせて頂きました。

現在、渋谷・横浜・大阪で行っている朝囲碁ですが、

遠方で参加できなくても、朝から詰碁や棋譜並べをするといい体操になりますよ♪

ぜひやってみてください。

稲本でした!

 


 

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