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根本席亭ブログ 500人の笑顔を支える、ネット碁席亭日記 囲碁の上達方法やイベント情報など、日々の出来事を発信していきます。


囲碁を教える際の事前準備、1番目は身だしなみ、


2番目はコミュニケーションパイプでした。


さて3番目は「なぜいま目の前に座っているのか把握しよう」です。





囲碁に限らず「教える」という事の最終目標は一つ、


「相手のモチベーションを高めること」です。


 


当然、相手が求めるものが分かってないと、話になりません。


まずはここまでいいでしょうか。^^


 


最近囲碁入門者は大きく次の3パターンに分類できます。


 


1.習い事派


  女性に多いです。このグループの人かどうかをチェックするのは


  簡単です。「ほかに何か趣味でやってますか」と聞いて


  どこか教室にいったことがあるものが2つ、3つあるタイプの人


  はここに入ります。


  このグループの人は「分かる」「上達する」楽しさを求める


  傾向が強いです。


 


2.交流派


  仲間・異性・家族、といった交流目的で、ツールとしての囲碁に


  魅力を感じて始めようと思う方になります。


  入門からなるべく早い段階で、仲良くなるような仕掛け


 (ペア碁・相談碁・団体戦)を取り入れると効果があります。


 


3.なんとなく派


  最近「囲碁ガール」という言葉の認知度や露出が高まるにつれて


  このカテゴリーの入門者が増えてきました。


  「友達に誘われて」


  「なんか最近はやっていると聞いたので」


  「雑誌やテレビで見ました」


  興味の度合いは一過性だったり、とりあえず来てみたという程度。


  囲碁普及はこの層を囲碁ファンにできるかどうかに


  かかっています。


  皆さんこの「なんとなく派」に対して、


  「習い事派」と同じアプローチで教えてはいませんか?


石音ブログ



この3つのグループに、どのように教えたらいいか、正解はありません。


教える人それぞれが、自分の頭を使い試行錯誤するしかありません。


 


但し事前準備を怠り「教えたいことを教える」という姿勢では、


潜在囲碁ファンをどんどん無くしている結果になります。



「相手を知って教え方を変える」


できていますか?


 

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