根本席亭ブログ 500人の笑顔を支える、ネット碁席亭日記 囲碁の上達方法やイベント情報など、日々の出来事を発信していきます。

2018/08/13

上達の風景


ネット碁の席亭を13年もやっていると色々なメンバーと出会う。



みんな「もっと、はやく、上達したい」のかと思いきや、

こんな人も結構いる。




「なるべくゆっくり上達したい」



教えることを仕事にしていると、ついうっかりしてしまう視点だ。



一度上達してしまうと、下手な自分には戻れない。

上達する喜びを味わうのは、上級者になるにつれ難しくなる。



初心者がジューシーなりんごとすれば、

上級者は果汁がほとんど出ない芯だけだ。



初心者には楽しむ余地がたくさん残っている。



メンバーの数だけある「上達の風景」にあわせて

絵具やキャンバスを用意したい。



起業したばかりの頃、経験豊富なシニアにこんなアドバイスをされた。



成功したければ、打率より打数を気にしよう。



何打席はいったか。これが大事だというシンプルな教えは、

上達を目指す人にもあてはまる。




量をこなさなければ上達できない。



上達には「質より量」。簡単にわかる理屈だ。

だが実際は、上達を目指すときこう考えてしまう。



効率よく上手くなりたい。

失敗したくない。

忘れたくない。



これらのベースにある考え方は、「量より質」だ。

このなんの変哲もない「普通」の考えが、

量を増やせず上達しない原因となっている。



ここに気づけるかどうか。



それは「普通」ではないかもしれない。



87歳のシニアにPC指導をして8年が経つが、最近気がついた。



メモをとらせてはいけない。



コピーペーストや印刷、メール送信など、基本操作を

何度も何度も繰り返し教えてきた。

その都度しっかりメモを
とるのを見て安心した。



それは間違いだった。



メモをとったことに安心して覚えない。

そもそもメモをとったことを覚えていない。

だから操作がわからないときにメモを見返さない。



「忘れるために日記をつける」



94歳の作家、外山滋比古氏の至言がある。

だからこういうことになるだろう。




「覚えてもらいたいことは、メモをとらせない」



いままで何で気がつかなかったのか不思議だ。

教える側が覚えておくべき基本といえる。



これももちろん、メモをとらないでおこう。


2018/01/28

上達の兆し


囲碁教室『上達の約束』を始めて間もなく3ヶ月がたつ。

毎回生徒4-5人、講師2名の少人数制だ。



最近、今年の世界アマ日本代表の村上深さんが

新たに講師に加わり、教える布陣も整ってきた。



4回・8回・12回と3コース用意しているが、

皆さん継続してくれているのが、僕らの自信と喜びにつながっている。



そしてなんといっても教える側の「心のガソリン」は、

上達の兆しが見えることだ。



前打てなかったような手が打てるようになる。

これもその一つだが、
僕が上達の兆しを最も感じるポイントは、

「質問の
質」にある。



どのタイミングで、どういう内容を聞いてくるか。

毎回ワクワクしながら待っている。




*上達の約束 

https://peraichi.com/landing_pages/view/jotatsu-promise-igo


2018/01/08

良質なたとえ


今日は今年最初の『上達の約束』だった。



場所は渋谷から神田に移動した。

八重洲にあったいずみ囲碁ジャパンの新店舗だ。



新しい女性メンバーが1人増えて5人となりさらに賑やかになった。



僕はメンバーが受講後にも記憶に残る気づきを

1つだけ届けるように毎回心がけている。



それには「良質な例え」が有効だ。



今日は、囲碁の陣地の価値が、着手が進むにつれて

刻一刻変化することを、坪単価(土地の値段)で表現してみたら、

思いのほか盛りあがった。




囲碁は交互に打って陣地の大きさを競うゲームだから、

相手よりも早く
価値の大きな場所に打つことが鍵だ。



それをそのまま、価値の大きな場所から順番に打ちましょう、

ではだめだ。




メンバーは皆、教わる経験が豊富だから、

どこかで聞いたことがある話には、うなずくことはあっても耳はたたない。

記憶に粘ることもない。



良質な例えで表現すること。

教えるときにいつも念頭におきたい。



*上達の約束

https://peraichi.com/landing_pages/view/jotatsu-promise-igo



教えるときに一番教えたいものは何か。

考えたことがあるだろうか。



囲碁の場合は、ルール、布石、定石、手筋など、盤上に関する知識や

テクニックはそれこそごまんとある。



しかし僕が一番教えたいのはそれではない。



「自信」だ。



とにかく自信を教えたい。



自分が持っているポジティブなエネルギーに気づいてもらう。

教えるときはこれに一番
気を配りたい。



ここさえクリアできれば、必要な知識やテクニックは覚えも早くなり、

忘れても
それをネガティブにとらえない心のゆとりが生まれる。



しかし「教える=覚えてもらう」の公式に従うと、

人間だから「忘れる」がセットになる。

「忘れる」への恐怖を植え付けてしまい、一番大事な「考える」に

頭が向かなくなる。その結果、上達に
つながらない。



では自信をどう教えるのか。



まず相手を知ることがスタートだ。

そして相手が発する言葉に耳を傾け、

自分が発する言葉もその人向けに選ぶ。



その地道な繰り返しにしか答えはない。



今日は渋谷で囲碁教室『上達の約束』だった。



毎週参加しなくてもいいしネットでもいい。

頻度も参加形式も自由に選べる教室は珍しいかもしれない。



4名の生徒に講師2人が2時間半向き合った。



今日の僕のメインメッセージは

「1つの石に2つの意味をこめよう」



囲碁というゲームは交互に着手して最後に陣地の大きさを競う。



終わるときは盤上にほぼ同数の石が並び、

大きさの違う陣地がそれぞれできる。

石1つ1つの効率を競うゲームといえる。



たとえば相手から攻められたときに

「守るだけを意識して打つ」の

「守りながら相手への攻めもねらう」

とでは、
最後に大きな差となるのだ。



いまこうしてブログを書いていることを一手、1つの石とすれば、

「ただブログを書いて皆さんに読んでもらう」

だけを意識するのと



「将来本を書くための練習」や

「自分の気づきの備忘録」

「アクセス数を増やしてHPSEO向上」



などいくつも狙いを持つとでは、半年後、1年後に

違いがでるだろう。




今日は繰り返しこのメッセージを発しながら

自分の普段の行動をふりかえるきっかけにもなった。



こうして教えながら、自分が一番「上達」しているのかもしれない。



*囲碁教室の新しいカタチ『上達の約束』

https://peraichi.com/landing_pages/view/jotatsu-promise-igo



番組でライザップを特集していた。

ジムや英会話、料理教室は知っていたが、ジーンズメイトなどの経営に

参画して
立て直しに成功しているのは知らなかった。



結果、つまり数字でしか評価しない、評価されない世界は、

厳しいようで
事業をやるうえでは当たり前だ。



しかし僕自身含め、囲碁界で意識している人、会社はほとんどない。



開始して1ヶ月が経過した『上達の約束』は、囲碁界ではじめて

受講者に対して結果を
「保証」する教室だ。

現在6名に受講していただいている。




教室の質を高める努力をすると同時に、自分たち自身が、

事業として
数字にこだわり結果にコミットできているか、

厳しく問いかけ続けなければならないだろう。



*囲碁教室『上達の約束』

https://peraichi.com/landing_pages/view/jotatsu-promise-igo



今月から始めている囲碁教室『上達の約束』に5人目のメンバーが加わった。



13時半渋谷の待ち合わせに、朝7時40分のバスで

茨城県から遠路お越し頂いた。



高校の先生で囲碁部の顧問だという。

しかし囲碁が得意だから顧問になったわけではないそうだ。



僕が成長していくところを見せないと生徒が誰もついてこない、

と熱く語る姿に
心をうたれた。



名刺を見ると、名前の横にAIと自分が囲碁を打つ絵が描かれていて、

茶目っ気の向こうに本気度が
うかがえる。



これからが本当に楽しみだ。


そして僕らを選んで頂いたことに感謝しかない。



その方には「囲碁を楽しむこと」を約束してもらおう。

僕らは「囲碁が好きになって上達すること」を約束しよう。



約束は2人でするものだから。



*囲碁教室の新しいカタチ『上達の約束』

https://peraichi.com/landing_pages/view/jotatsu-promise-igo


2017/11/22

デモ後進


今晩は2回目の「上達の約束」セミナーだ。



「上達させたい人」と「上達したい人」が集い、

座談会形式で本気で上達について考える。



今日のテーマは「上達する人・しない人」。

事前打合せで、上達しない人の特徴のひとつにこういうのが出た。



「でも…が口癖の人」



モデルケースが頭にうかぶ。



最初から自分の正しさを疑わない人。

アドバイスを疑うところから始める人。



上達しない人の典型といえる。



まず素直に耳を傾け、

そして自分で考えて、

そのあと疑う。



という順番が大切だ。

まず「素直になれるかどうか」が分かれ道となる。



この打合せでは、造語『デモ後進』が生まれた。



でも…は上達を遅らせる。



*上達を本気で考えるセミナー『上達の約束』(11/22夜渋谷)

https://peraichi.com/landing_pages/view/jotatsu-promise


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