根本席亭ブログ 500人の笑顔を支える、ネット碁席亭日記 囲碁の上達方法やイベント情報など、日々の出来事を発信していきます。

2013/11/07

教え上手になろう!(4)


教え上手になるには「相手を知ること」。

では相手の何を知ったらいいのでしょう。




答えはシンプル。「どれぐらい囲碁に興味があるか」です。




席亭はこれを『囲碁熱』と呼んでます。

「なぜ今あなたはここに座ってるのですか?」を教える側がしっかり分かることからスタート、ということなんです。




皆さんは教える時、相手の囲碁熱、最初に測ってますか?

囲碁熱に応じて教え方変えてますか?




囲碁熱10 「3ヶ月の囲碁入門教室に前払いで申込んだ」

囲碁熱8 「都合にあわせて月数回平日碁会所に通うようになった」

囲碁熱6 「休日に1人で有料の囲碁教室に申し込んだ」




囲碁熱5 「友達に誘われて一緒に(同上)」

囲碁熱3 「漫画や映画の影響で興味が出て1人で勉強してみた」

囲碁熱2 「家族や友人に、教えるからここに座ってと言われた」

囲碁熱1 「無料入門をやってる場所に偶然通りかかった」




囲碁熱




席亭はこの10数年、

「会社の同僚を集めて週1で2年間」

「土日に若者対象7年間で200回」

「平日夜週1バーで1年間」

「表参道の和の習い事スタジオで1年間」など、

様々な場所、シチュエーションで色々な囲碁熱の方に教える機会を持つことが出来ました。



この経験から言えることは、囲碁を教わるチャンスがある人の8割は囲碁熱5以下、

ということです。




ちょっと興味があるけど、なかなかキッカケがない。一人で行動するほどではない、

という、全体の8割を占める囲碁熱5以下潜在囲碁ファンを

「どう見つけて」「どう心を動かすか」



まだ成功事例があまりないだけに、楽しみですね。

これから一緒に考えて行動していきましょう。


 

PAGE TOP