• ホーム
  •  > 
  • 500人の笑顔を支える、ネット碁席亭日記

根本席亭ブログ 500人の笑顔を支える、ネット碁席亭日記 囲碁の上達方法やイベント情報など、日々の出来事を発信していきます。


『坐忘』:静坐し現前の世界を忘れる。



一昨日訪れた笛吹川沿いの宿は、仏教用語から素敵な名前をつけていた。

心地よい和の設えで至福のひとときを楽しんだ。



広いラウンジが素晴らしかったな。

朝食が美味しかったな。

いい湯だったな。



いまも余韻が残る。



だがこれらは時とともに薄れていくだろう。

ほかの宿の記憶に上書きされることもあるだろう。



いっぽう、義理の両親に予想以上に喜んでもらえたことは、

時とともに記憶が濃くなっていく
予感がする。



「時のごちそう」



とはこういうことなのかもしれない。


2018/02/25

絵の力


今日は短時間ながら久しぶりに絵と向き合う時間があった。



山梨の笛吹川温泉に義理の両親と一緒に来ている。

途中山梨県立美術館に立ち寄った。



ミレーの『種をまく人』



少し薄暗い背景の中で、農夫が種をまいている。

それだけの絵なのだが、なぜこれが彼の代表作なのか

少し感じることができた。



収穫という未来に向かう力強さがある。

未来に向けて種をまいている。

その絵の前に立っていると、自然と元気になる。



絵の力を感じるひと時を楽しんだ。




abcf85960208270cab01f6265f46b254[1]



ねもちゃんさぁ、数字好きだよね~。



昨年京都で久しぶりにあった8歳年下の後輩から言われた。

数字好きかどうかはわからないが、たしかに毎日数字と親しんでいる。



ぱっといま何時何分かをあてる。

レジで会計中に金額をあてる。



毎回ゲーム感覚でひとり楽しんでいる。



最近、いままで縁のなかった数字に気をうばわれている。

ご存じ「坪単価」だ。



建物価格を広さで割った数字で、

住宅メーカーを横並びで比較する目安ながら、

定義がバラバラなのが面白い。



広さが屋根のあるところの総面積、つまり延床面積なのか、

バルコニーなどを含んだ延床面積なのか。

坪単価にキッチンやお風呂などの設備を含むのか。



各社が自社に有利な部分だけを切り取ってアピールしてくる。

こちらも真実を見抜く目を
持たないと太刀打ちできない。



さらに、同じ広さ、たとえば36㎡に同じ素材も使っていても、

坪単価がちがう
場合がある。その建物が6m×6mか、4m×9mかで

壁の長さが2m違うからだ。




こんなことをブログに書いているから「数字好き」と言われるのかもしれない。



と、いま気がついた。



昨晩は中高の同級生5人が集まり、

久しぶりに日付がかわっても飲み続ける夜となった。



36年前にスタートした中高6年間は、

7時間ちかく話続けても少しも退屈しない力をもっていた。



今年48歳を迎える僕らにとって、一緒に過ごした濃い6年と

別々の42年は、
いま丁度良いバランスになっている。



プリンに例えれば、6年がカラメルで42年が黄身の部分。

まぜて食べるとほかでは味わえない絶妙な味になる。




最近知り合った友人や、20年以上交流が続く会社の元同僚とは違う

「プリンの法則」を感じる夜だった。



起業したばかりの頃、経験豊富なシニアにこんなアドバイスをされた。



成功したければ、打率より打数を気にしよう。



何打席はいったか。これが大事だというシンプルな教えは、

上達を目指す人にもあてはまる。




量をこなさなければ上達できない。



上達には「質より量」。簡単にわかる理屈だ。

だが実際は、上達を目指すときこう考えてしまう。



効率よく上手くなりたい。

失敗したくない。

忘れたくない。



これらのベースにある考え方は、「量より質」だ。

このなんの変哲もない「普通」の考えが、

量を増やせず上達しない原因となっている。



ここに気づけるかどうか。



それは「普通」ではないかもしれない。


 

PAGE TOP