根本席亭ブログ 500人の笑顔を支える、ネット碁席亭日記 囲碁の上達方法やイベント情報など、日々の出来事を発信していきます。


親友で写真のうまい奴がいます。

本業ではないの彼の写真はなぜかいつもひっぱりだこ。

碁的でも昔から彼の写真が多く掲載されています。



席亭と吉原由香里六段の対談の様子も彼が撮影。

写真は囲碁将棋チャンネルのカレンダーにも使われました。

yukari1

http://www.ishioto.jp/contents02/




彼はいつも汗だくで撮影しています。

そして撮影後はぐったり疲れた表情を。

決して太りすぎ(110k?)だからだけではないようです。

「いやー、この人どんな人なんだろう、と考えながら撮るの、結構つかれるんだよ。」

彼はいい写真を撮ろうの前に、相手を知ろうと一生懸命でした。




ちょっとした会話からヒントをつかみ、人物を想像し、

その人が今までどんな人生を歩んできたかまで思いを巡らせ、

次にどんな表情を見せるか予想し、どんな角度が一番素敵かを考えて

一瞬のチャンスを逃さない。



それは10分の撮影でもクタクタになるはずです。




彼からこの「撮影裏話」聞いたのはもう5年も前です。



席亭が囲碁入門で

「まず相手を知って、その人が囲碁好きになるルート開拓に注力」

という基本に気づくきっかけになりました。



いい写真を撮ろう、囲碁を優しく教えよう、の前に

相手を知ろう、なのです。



新システムになってユーザーから色々な声を頂いている。

「あれが出来るようにしてほしい」「これはもっとこう変えてほしい」

発信してくださるというのは、想いが強いということ。

貴重な意見に耳を傾けつつ、反省、修正すべき点を一つずつ対応してここまで来た。

しかしあえて対応してない事がある。




それは、”挨拶の自動送信” 機能。

旧石音にはあったが新石音ではあえて外した。

チャットの苦手なユーザーや、毎回同じ文言を打つ面倒をサポートする機能だ。

挨拶以外にもよく使う文言が定型文となり、備わっているネット碁が一般的だ。




石音は囲碁に限らずオンラインゲームの世界で、”交流度世界一”を目指している。

匿名、アバターが当たり前の世界に、文字通り一石を投じたいと思って創った世界である。

便利さを多少犠牲にしても大事にしたいことがある。




以前こんなことがあった。

80代のメンバー。チャットはほとんど出来ずしばしばローマ字に。

対局後にいつものように

「チャット無理しないでください。あそこはこう打つのもありましたね・・」

何本かコメントを打つも反応なし。

こちらは事情が分かっていることも伝え、終了しようとしたその時だった。




「敗軍の将、兵を語らず」



正しい変換で見事な一言が返されてきたのである。

チャットが打てないのではなく、打たなかったのである。

短い言葉だったが、そのタイミング、その空気、そのお写真から

色々な情報が発せられているように感じた。その時、あぁこれだと気づいたのだ。




年代の幅が広いファン層、当然チャットの得手不得手はある。

もし挨拶できなくても、相手が年配の方なら、当然苦手なんだろうなと想像できるだろう。

またゆっくりでも、一言でもコメントがあれば、その想いは通常の人より伝わるだろう。

逆にチャットに不自由しない年代の方が、何もコメントせずであれば、

それがその人だということだろう。




自分流にカスタマイズしたコメントを保存、送信する機能も

今のところ実装の予定はない。

面倒でも、その日、その瞬間、その相手に対して、発したいと思う一言を、

無理せず出来る範囲でチャットしてほしい、そう願っている。



あれだけ置石があったのに・・

こんな下手の心の声が聞こえてきそうな置き碁の終盤戦。

置碁ではしばしば、終盤の最後の最後に上手が逆転、が起こります。



それもそのはず。盤上にある石の比率が、序盤と終盤では全然違うのです。

例えば9子局。1手目を白が打った時点で、盤上は黒石9個、白石1個。

つまり黒石の盤上占有率は90%。



しかし91手目の盤上は、黒54個、白46個で黒石占有率は54%。

終盤の191手目だと、黒104個、白96個で黒石占有率は52%。



そうです。9子局でも終盤はほぼ互先の状態。1手の価値がどんどん終盤に向けて

小さくなるので、上手の逆転の余地は限られますが、それでもそこまでに黒は

かなりの「貯金」をしないとだめなのが分かります。



つまりこんなことが示唆されています。



『量より率に注目!』



さて最近、周囲の同年代、特に女性の「私は内面重視よ」「外見は関係ないわ」

という発言を耳にする機会が増えてきました。

40代も半ば近くなると、こうした声が増えるのは分かりますが、

「外見まったく関係ないとか本当かなー」と思うことあります。



今までは

「本当は少し外見も気にするけど、いつまでもそんなこと言ってるのは

恥ずかしいから体裁考えて・・でしょ」

ぐらいに思っていたのですが、先日ふとこの置碁の法則から、

"教え"が降りてきました。



つまり、体裁を気にしての発言ではなく、

その人の「外見重視の割合」が下がっただけ、

「外見重視の量」は変わってないのでは、ということ。



ではなぜ量はかわってないのに、外見関係ない!となるのでしょう。



人は成長とともに、経験をつんで「選球眼」が成長します。



20代の時に「10」あった選球眼(相手を選ぶときの要素)。

そのうち「9」が外見、「1」が内面だとしましょう。

(この時は、かなりの面食い)



それが30代には選球眼が成長して「20」に増えますが、

外見は1しか増えず合計「10」、内面は9増えて「10」に。

(この時は、バランスよく外見も内面も重視)



40代には選球眼がまた成長して「30」に増えますが、

外見は「10」のまま。内面だけが10増えて「20」に。



こうして自分の中での比率は逆転して内面2:外見1。

(この時は、内面重視に)



しかしここ10数年、増えているのは内面の分だけなので、

外見に対する自意識が薄れてしまい、



「私は外見関係ないわ、内面重視よ」

となるわけです。



どうでしょうか。

勿論これ以外にも「内面重視にはもっと深い理由がある」とは思いますが・・




 



今年はクリスマスソングがかかるのが2,3週間早い気がします。

音楽の世界では、1ヶ月前、勤労感謝の日ぐらいが解禁の暗黙の了解があったと聞きましたが。。

街のイルミネーション、商戦も11月入ってすぐに始まっています。



ちょっと待ってほしいなぁ。もう少し秋を楽しみたいなぁ。

と愚痴ったところで、街中歩けば僕の聴覚、視覚、冬を感知。



長い暑い夏が終わり、小さい秋が見つかるかな~という頃に、季節外れの台風。

それが終わると突然冬のような寒さ到来。



今日は久しぶりに暖かいなぁ、小さい秋に戻ったかなと思ったら

「今日は小春日和の天気になりました」とニュースキャスター。



そうか、こういう時に便利な秋言葉がないのか。



自然には逆らえませんが、せめて人間が創りだす季節感は、

1つ1つ順番に、そして大事にしたいものだなぁと思う席亭です。




image[4]




 


昨日の夕方から、がくっと気温下がりました。
今朝のテレビでも、今日は寒いー寒いーの声。
この気温、春先であれば、今日は小春日和の暖かい日、となります。
メディアも僕らも気温で寒いとか暖かいとか表現していないのが面白いです。



ガス使用量の年間最大日は、最も寒い日ではなく、前日からもっとも気温が下がった日だそうです。人はこの落差に弱い、ということなんですね。もちろん僕もです。^^




ここ数年、「想定外」という言葉をよく聞くようになりました。これも落差の一種でしょうか。想定の範囲の落差を超えてしまった、外にはみ出てしまった。
少しエクスキューズも込めて表現するのに便利な言葉です。




誕生日などによく決行される「サプライズ」も落差活用ですね。

感動を産む落差、サプライズ、僕も大好きです。

ただサプライズも頻発しすぎると、落差が小さくなって「想定内」の範疇になって効果も小さくなります。




そういえば昔昔、期待する→期待はずれる→がっかりする、

のサイクルを繰り返して少し疲れていた時期がありました。

その対策として若かった自分が編み出したのが「期待しない法」。




期待しない→期待はずれてもがっかりしない→たまにうまくいって喜び倍増、

というサイクルにすることで楽になることを発見して、喜びました。

この「期待しない法」、これ最初は精神的にも安定して、うまい方法見つけたと喜んでいたのですが・・・段々毎日がつまらなくなって辞めました。

今思えば日常から「落差」がなくなってしまったからかもしれません。

自分が「落差を愛するタイプ」なんだと気づいていなかったようです。



ビジネス上で顧客満足をアップする手法として、「期待値を下げる」があります。

これも落差活用でしょう。値下げでも製品の質向上でもなく、人の心に潜む「落差に対する弱さ、感度」の活用。




落差予想でリスクマネジメント

落差があるから感動がある

落差なくして精神安定

落差調整で商売繁盛




自分にあった落差との付き合い方を見つけることが、楽しい毎日につながるということでしょうか。

皆さんはどのように落差とつきあってますか?




遊覧飛行から眺めるエンジェルフォール(8月岩井撮影・イメージ)


 

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