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根本席亭ブログ 500人の笑顔を支える、ネット碁席亭日記 囲碁の上達方法やイベント情報など、日々の出来事を発信していきます。


いつもと同じメンバーでは成長がのぞめない。

ここはリスクをとってでも変えないといけない。



今夜決戦のW杯の話に聞こえるとしたら、それは偶然だ。



来月中旬に米国から姪っ子たちが来日する。


それにあわせて3日前、二十日大根をプランターに植えた。



日当たりが限られる西向きベランダでは欄干が一等地だが、

既に中玉トマト6鉢が鎮座していた。



当エリア
監督就任3年目の僕は、

冒頭の決意をもって、メンバーチェンジを行った。

赤い実をつけた「ルビーノ」を控えにまわし、

小さな芽が密集する「二十日大根」を欄干レギュラーにした。



その2時間後に事件は起きた。



明朝食べごろと思われる赤い実の中央が、見事にえぐられ落下した。

周囲の葉には黄色い汁が
飛び散っていた。



ゴールを決めたフォワードが、いや、この実を落とした奴が

誰だかはわかっている。




去年学んだ撃退法で被害はもう起きないはずだった。

銀の細い糸を欄干に張って、鉢にはキラキラ光る円盤もつけた。



だが今日は、奴のいやがる細い糸から離れ、光る円盤に

太陽の光が届かない一瞬が狙われた。



敵もさるものひっかくもの。

そんな言葉が浮かんだが、奴はさるではなかった。



とりだった。




20180627174647



少し前の『カンブリア宮殿』でこんな素敵な言葉に出会った。



とことん時代に遅れよう!



京都のカバン屋『一澤信三郎帆布』の店主が言っていた。



世界最古のゲーム「囲碁」を仕事にして

いまだスマホを持ったことのない僕は、

激しくうなずくしかない。



洋室に畳を敷きわざわざ和室にして布団で寝起きしている。

ふつうは逆だそうだ。



これから建てる家も、床の間、掘り炬燵、縁側、濡縁、出窓と、

時代遅れに見えるかもしれない。



こうなったらついでに歳をとるのも遅れてしまいたい…



うやら精神年齢の歩みは、ちゃんと遅れているようだ。



知らないことを知っていたかのように話す。

なるほどねーとしっかり相槌を打つ。



たまに話が掘り下げられると、知らなかったことが

聞いていなかったことが、露呈する。




周囲の人にはとっくにばれている。

僕はかなり、いい加減だ。



自覚しているのに直す気がない。

それどころか誇りを持っている気配すらある。



高田純次の『世界ぶらぶら』や『じゅん散歩』を録画しては、

自分に足りない「いい加減」を確認する。



いい加減。



よく考えるとこれは不思議な日本語だ。

普通に読むのと、前にアクセントをつけるのとでは意味が逆になる。

ほかにあるだろうか。




僕が目指しているのは、単なるいい加減ではない。

「いい」加減な「いい加減」だ。




と真面目な顔して力説しても、

いまさら周囲には届かないかもしれない。



まぁいっか。



2月から毎月開催しているセミナーが

6月から中野区後援となった。



20万部発行の区報の効果もあったようだ。

いままで10名弱だったが、今回は40代から80代まで

20名ほどが集まった。




記事を見つけた奥様に背中を押されてきた77歳の方。

区内で総合インテリアを営む60代の経営者。

シニアの紹介業に興味のある40代のキャリアコンサルタント。



懇親会で目を輝かせて未来を語るシニアの力が、近い将来、

実際に企業の力になって活きる。




小さな記事から小さな一歩が始まった。






 nakano-kuho2



いま家を建てようとしている。



この人生最大の買い物の「おまけ」で30万円までの

無垢テーブルが工務店から
プレゼントされることになった。



買い物とは、「なんとなくの予算」の中で偶然の出会いを

楽しむものだと思っていたが、
今回はちょっと勝手が違う。



まず予算が厳密だ。

税込で30万円を1円でも越えたらどんなに気にいっていようと、

差額を自分で払うといっても駄目だ。



そして買う物の、木の価値が素人目にわかりづらい。


15万円と30万円、と倍ちがっても値札を隠されるとお手上げだ。

自分にとって値段の高いものがいいのかもよくわからない。



ほんとうはカタログギフトのように、同じ値段の中からどうぞ、

とされると安心だが、5万円から30万円まで200種類からどうぞ

といわれると、右往左往となる。




同じものが2つとなく、色や固さの経年変化など、

見た目で
判断できない面もある。



おまけなんだから、多少のことはいいじゃない、とはならない。

おまけだから「こそ」、買い物以上に悩みが深くなる。



「人生最大のおまけ」を前にして、

はからずも自分の器の大きさが露呈する日々がつづく。



写真:候補のひとつ ヤマザクラ


ヤマザクラ


 

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